アメーバブログでの無料枠でのストレージがいっぱいになってきてしまいましたので、
今後の活動についての内容は以下のリンクのブログにて行うことにしました。
急な変更ですみません。
今後も同志の方やブルーべリーに興味のある方々に向けて、情報を発信していきます。
皆様、よろしくお願いいたします。
https://suzu-blueberry.blogspot.com/
アメーバブログでの無料枠でのストレージがいっぱいになってきてしまいましたので、
今後の活動についての内容は以下のリンクのブログにて行うことにしました。
急な変更ですみません。
今後も同志の方やブルーべリーに興味のある方々に向けて、情報を発信していきます。
皆様、よろしくお願いいたします。
https://suzu-blueberry.blogspot.com/
とうとう群馬県にいい家を見つけました。
お値段もいい感じ。
とりあえずの問題はトイレを和式から様式に変えることと、浄化槽がつかえるのかどうか。
浄化槽は使えなくても下水道はつないであるらしいので、そこは水道管理局の人に見てもらわないとわかりません。
浄化槽も、使えない場合、埋め立てていいのか?取り除かなければいけないのか?
わかりません。
あとは、灯油のお風呂が使えるかどうか。
それと、広縁の床がきしむので後々張り替えですかね。
それから、雨戸がないので雨戸も作らないと。
襖や壁紙がはがれかけていたり網戸が穴が開いていたりしたので、順番に直していかなければ。
屋根の状態がわからないのでそこは専門家の人に観てもらおうかどうしようか・・・。
とりあえずの雨漏りはしていませんでした。
蜂が巣をつくった跡はありましたが、取られていましたし、蜂も死んでました。
これからの季節また作られるとやばいので、侵入経路をふさぐ必要もあります。
等々、いろいろとやることはあります。
まだ正確な購入はしていませんが、この間、手付金は払いました。
来月に正式に売買成立となります。
仕事先も探さないと、ですね。
そんな感じのご報告でした。
イチゴが実りました。
ブルーベリーも実を付ける予定ではなかったのですが、
花芽を落としそびれていたところに花が咲き、たまたま受粉して実ったところが。
昨年に植えたタマネギも玉ができてきたのでもう少ししたら収穫ですかね。
今年はピーマン、トウモロコシ、ナス、絹サヤも植えてみたので
実ってくれるか楽しみです。
イチジクは勝手に成長しています(笑)
タイミングが合えば食べられるかも。
もう日中は「暑い!」と言う感じになった5月の始まり。
皆さんはどうGWをお過ごしになったのでしょうか。
ゆうなさんとはるちゃんは、GW直前に通院しに埼玉へ行って帰り、
その後は普通の休日みたいに愛知内の実家に行ってブルーベリーのお世話をしました。
昨年はコガネムシの幼虫にかなりやられたので、今年は対策を考えました。
下の写真のように鉢に不織布のネットをかぶせ、その上に更に土をかぶせました。
あと、ハチ激取れなるものを購入。
本当はハチホイホイというものを購入したかったのですがタイミングが合わずお店にも
売っていなかったので、こちらを買いました。
コガネムシも取れるとのことだったのですが、1週間ぶら下げておいたら
コバエが沢山取れていました。もう少しの間置いておいて要観察です。
本当は地植えしたいのですが、愛知で地植えしたら移動に困りますので鉢のままです。
あ、そうそう。
今回のネット張りで出てきたコガネムシの幼虫は昨年より少なかったです。
3月に鉢の様子を少し見たものは10匹くらいいたのですが、
今回は1匹でした。
まぁ、近くに桜の木が植わっているのでケムシも居ましたが、昨年よりは少ないです。
アオムシもいましたね。あと、水が行き過ぎているところにはミミズが大量に。
あとダンゴムシ。
ネット張りの作業ははるちゃんにとっては苦痛だったのですが、ゆうなさんにとっては
「いつまでやっていても飽きない」作業でした。
はるちゃんとしては今から不安になる事柄でしたが、この作業が果たしてコガネムシ対策
にむくのかどうか。
それはわかりません。
この作業が毎年続くかどうかは、今年の反応を見てからですね。
この間、群馬県高山村にある中山盆地でキッチンカーで出店している
なじみのコーヒー屋さんの店主さんに久々にお会いしまして。
その時に、「ブルーベリーも近頃は下火らしいですよ」
なんて言われてしまいました。
そうかなもな。とは思いつつ、いたのですが。
やはり地元民のお言葉をきくと来るものがありますね。
いまはるちゃんとゆうなさんが考えているのは、
ブルーベリーの期間以外の果樹や野菜づくりにとりくむこと。
まずはポポー。そしてフェイジョア。
この2つは はるちゃんがメインになって育て方を調べて苗を購入しています。
ビックリグミ。
こちらはゆうなさんの担当。
どれも自家結実性ではないので、とりあえず今のところそれぞれ2,3本ずつ所有。
ポポーが実生苗だと安いのですが、結実までに10年かかるとか。
それならば接ぎ木苗でブランド物をかおうとすると、いっきに値段があがり・・・。
なかなか手を出しにくくなっています。
枯らさないように様子を見て増やしていこうかと考えているのですが、
根気が要ります。
そこでフェイジョアはどうかと思ってフェイジョアも買い始めました。
フェイジョアはブランド物でも割と手に入れやすいです。
しかし、まだ2,3本にとどまっているのはポポーと同じく
成長まで時間がかかるのと、実際に食べたことがないということです。
ポポーも食べたことがないので、完全なる耳歳魔状態・・・。
大金払って買ったのにおいしくないとか嫌じゃないですか。
実際に育てていらっしゃる方々がいらして、YouTubeで配信していらっしゃる方もいます。
そういう方々の情報を集めて調べて育ててみたりとかもしてはいますが・・・。
情報が少なすぎます。
だって、体験していませんから。
食べてませんから。
ビックリグミにしてもそうです。
昔、はるちゃんの実家でもグミの木を育てていましたが、
そのグミの実はあまりおいしくなかったと記憶にはあります。
ですがそれはナツグミかアキグミだと思われます。
ビックリグミはおいしいのでは?
情報を集めるのが得意なゆうなさんはもしかしたらビックリグミはおいしいと、
何かで調べて集め始めたのかもしれません。
しかし、やはりそれも体験したわけではないのでわかりません。
今年が勝負です。
ゆうなさんの仕事関係も、移住も、何もかも今年できまる。
と、はるちゃんは考えています。
広い庭のある家を買うか、その近所に畑を借りて植える。
野菜も育ててみようと、プランター栽培で試しているものもあります。
何もかも初めての状態から始まります。
不安だらけですが、まずは家を決めたいですね。
はるちゃんの体調がよくなれば、
パートで週に2日か3日とかで働けるものも出てくるかもしれませんし。
車移動が主ですから、運転も徐々に慣らしていけば
今は薬の影響で注意力散漫な状態でも、脳が活気に満ちればうまく生活できるかも。
ポジティブに考えて、今年は進めていきたいと思います!
こんにちは。
挿し木の状態を見ていきましょう。
この間、葉芽が出たと喜んでいましたが、
最近の気温の上下がいけなかったのか、それとも
何かほかに原因があるのか、挿し穂の先端から茶色く腐っていってしまう
ものもあり、これはやはりトップジンを塗った方がいいなと感じました。
そして、寒い日は室内保管も考えてみるのもいいかもしれません。
ですが、住んでいるアパートには猫がいるので葉を食べてしまいがちだし、
置き場所もありません。
仕方がなく、弱っていった子たちは抜き取るなり先端を切り戻したりと、
やってはみたのですが。
やはり寒い日は不織布などで囲った方が、いいのかなぁ?
と、悩んでいます。
もうすぐ4月だというのに北風は冷たいし雨はザーザー降るしで、
実家の方にも帰れていない状況なので
ブルーベリーたちのことが心配です。
この冬を、元気に越していけたらいいなと思いました。
新しくブルーベリーの苗木を2本買ったのと、
ポットがぐらぐらしている怪しい苗木を植え替えしてみました。
全然大丈夫だね、なんていう鉢もあれば、
やはりいた!コガネムシの幼虫!
というものまでありました。
あとは水の排水が間に合わずに腐り始めてしまって根がヨワヨワなものも。
地面や防草シートの上に直接置いているものはダメですね。
気をつけないとどんどん水を溜め混むし、
コガネムシも卵を生めてしまいがちに。
コガネムシの幼虫は特に今後の課題になりそうですから、
今の段階からどうにか防護策を考えねばなりません。
見た目もよくて防虫にもなる低コストのやり方をしたいのですが、
どのようなものがいいか探索中です。
まずは置き場所を考えなければなりませんね。
TOP画像をご覧になったとおり、挿し木に葉芽が出てきました。
いままで2度挿し木をして全部枯れていたのですが、
休眠挿し木のものが数日前から葉芽が出てきました。
写真に載っていませんが、他の挿し木にもぴょこぴょこと葉芽が。
休眠挿しだからといって本の通りに冷蔵庫に挿し穂を保管していたわけでもなく、
実は冬剪定してそのままピートモス100%の土でポットに挿して、
乾きかけたら水をやるの繰り返しで行いました。
その結果がこれ。
上手く全部・・・とは言えませんが、殆どの挿し木が葉芽を出してくれました。
すごく嬉しいです。
やっと成功しました。
半日陰だったのが良かったのか?それともトップジンMペーストを塗ったから?
今年の気候が合っていたのか?冷蔵庫に保管しなかったから?
色々と偶然が重なった結果?
理由が定かではないのがもどかしいですが、
今年も緑枝挿しと休眠挿しをやる予定です。
今回の葉芽が出た挿し木たちも、このまま根がついて立派に独り立ちしてくれると
いいのですが・・・。
ここでストップをかけられたら、悲しくて泣いちゃいます。
嘘です。泣きません。
ただ、「Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン」とはなるでしょうね。
うまくいったら成長記録をここでつけさせていただくかもしれません。
ワクワクしてきました。
心配なのは今年の夏です。
昨年みたいに雨量の少ない日が続いたら、
挿し木もポット苗たちもまた枯れてしまう危険性が。
そうならないように何か対策を立てておかないといけませんね。
金銭面でも余裕ないので、どうしようか家族会議して作戦を立てます。
今年はブルーベリーだけでなく、家庭菜園もしたいですね。
庭はないので庭のある家に住みたいです。
という、ちっちゃな夢を片手に持って、もう一つの手にイラストの成功を願って。
いざ、行かん!
・コンパニオンプランツとは
「共栄植物」とも呼ばれ、混植することによって野菜の味をよくしたり害虫の被害を防いだ
りする
相互関係をいいます。
わりと知られているコンパニオンプランツであるネギ、タマネギ、ニラ、ニンニクなどは
虫が嫌う臭いや、抗菌作用があるのでよく使われます。
また、マリーゴールドはセンチュウを殺す作用があるので、農薬の代わりになります。
さらに、トマトやナス、キュウリなどの害虫であるアブラムシなどは、
マリーゴールドの花の香りを嫌うため、近くに植えると寄り付きにくくなります。
・コンパニオンプランツをするときのコツ
●お互いの根が絡むように植えると効果が高まります。
●両方を収穫したい場合は株間に植えます。
●それぞれの草丈を考えて、日なたか日陰になるかを調整します。
●ふたつの作物があるので普通より肥料を多く与えます。
・一緒に植えるとよい野菜
よく知られているものを一覧にしました。
野菜 相性のいい野菜 効果、作用
トマト ニラ 味が良くなる
シソ 害虫を防ぐ
ナス ネギ 青枯れ病にかかりにくくなる
シソ 栄養状態が良くなる
キュウリ ネギ 連作障害を防ぐ
シソ ウリバエを防ぐ
カボチャ ネギ 連作障害を防ぐ
トウモロコシ 背の高いトウモロコシが強い日差しを防ぐ
ピーマン シソ よく育つようになる
トウモロコシ インゲン 相互に病害虫が減る
エダマメ ナス ナスの残肥を吸収してよく育つ
キャベツ セロリ アブラムシの被害を減らす
ホウレンソウ ネギ 味が良くなる
ナス ナスの残肥を吸収してよく育つ
サツマイモ エダマメ どちらも育ちがよくなる
ネギ 病気を予防する
ジャガイモ インゲン どちらもよく育つ
エダマメ どちらもよく育つ
ブロッコリー パセリ 害虫を防ぐ
チンゲンサイ トマト 害虫を防ぐ
ニラ シソ よく育つ
スイカ ネギ 連作障害を防ぐ
レタス エダマメ どちらも少ない肥料でよく育つ
サトイモ ミツバ サトイモの陰でミツバが半日陰になる
・おわりに
コンパニオンプランツでマリーゴールドを紹介しましたが、ペチュニアやラベンダーなども
それぞれ特有の効果があることが知られています。
検索すればすぐ出てきますので、気になる方はお時間のある時に「コンパニオンプランツ
花」で、
検索してみてください。
わたしが調べたことよりもっと多くのことがわかるかもしれません。
では、今回はここまでで。
また別の記事にてお会いしましょう。
酸性の土壌でも育つ野菜を紹介。酸性に弱い野菜も紹介。
ご家庭で2本だけブルーベリーの栽培をしていて、余った土がある。
または、ブルーベリーの近くの土で家庭菜園したい。
など、思っている方はいらっしゃいませんか?
私たちも栽培しているのは酸性の土壌を好むブルーベリー。
そこで、ブルーベリーと同じく、酸性の土壌でも強く育ってくれる野菜を探してみました。
また、酸性に弱い野菜も探してみました。
まずは酸性に弱い野菜から。
・酸性に特に弱い野菜
玉ねぎ、ホウレンソウ、枝豆、そら豆、エンドウ豆、インゲン、ネギ等
玉ねぎはちょっと驚きましたが、その他は豆系。
なんとなく納得しました。
・酸性に弱い
次に、まぁまぁ弱い種類。
トマト、ナス、キュウリ、カリフラワー、レタス、ニンジン、ゴボウ、モロヘイヤ、小松
菜、
ブロッコリー、サラダ菜、シソ等。
これから育てたいなと思っていた野菜がここでどどーんといくつも登場してしまい、
ちょっとショック(笑)
ブルーベリーからは離れた場所で育ててあげる必要があるな、と感じました。
またはプランター栽培になるのかなと思いました。
・酸性にやや強い野菜
里芋、カブ、パセリ、イチゴ、大根、キャベツ、ミツバ、トウモロコシ等。
酸性に弱い野菜と交換してくれないかな、なんて思ってしまいました|д゚)
無理ですけれど。
・酸性に強い野菜
ジャガイモ、スイカ、カボチャ、サツマイモ等。
よっしゃああああ!
と小さくガッツポーズ。
スイカは作る予定はないけれどその他は大好きな野菜なのでぜひチャレンジしたいです。
(´艸`*)
新年早々何を些細なことでへこんだり盛り上がったりしてるんだ、
と、思われた方。
いいんです。これが私なんです(笑)
さて、育てる時期とかこれからいろいろ調べてみよう!
野菜関係の本も読んでいきたいなと思い始めた2024年の始まりです!
調べたことはまた記事にして提供しますね。
では、また別の記事にてお会いしましょう。
ブルーベリー専用の土を使わないのはなぜ?
・ブルーベリー専用の土
ホームセンターではブルーベリー専用の土を置いているのに、それを買わずに
ピートモスや鹿沼土やバークたい肥など、色々混ぜて使っているのはなぜでしょう。
はるはずっと疑問に思っていたのですが、今回、理由がわかりました。
単に、中身の配合がわからないからだそうです。
もちろん、ブルーベリー専用土には、袋のどこかしこに何が入っているか書かれています
が、
そのパーセンテージは書かれていないことが多いです。
さらに、ピートモスが入っているものが多く、ピートモスを使いたくないという人には
向きません。
そのため、配合を独自に行う方が多いのです。
また、土を沢山使いたい人にとっては、割高になってしまいます。
ピートモス専用土は、初心者向け、ということがわかりました。
少ししか使わないからとりあえずブルーベリーの土で植えてしまおう、
という方にはこちらのランキングを載せておきます。
https://www.monotaro.com/k/store/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%9C%9F/
ということで、私って中級者くらいにはなったかな?と思いましたので、
使っている土について(赤玉土は使っていませんが)少し調べてみましたので、
皆さんの検討の足しになればと、以下に書きとめておきます。
私自身も振り返ることができますし(´艸`*)
・ピートモスとは
ピートモス(peat moss)とは、苔などの植物が腐植(ふしょく)物質となって蓄積した
泥炭(でいたん)を乾燥させたもので、強い酸性を示す「フミン酸(腐植酸)」を含有しま
す。
ミズゴケやヨシ、ヤナギ、スゲなどを土中の微生物が分解してつくり出した天然資材で、
主にガーデニングで土壌の改良に使用します。
国内では、主に北海道や東北地方などで生産されます。
外国産のピートモスもさまざま流通しています。
水分が少なく細かいカナダ産、水分が多めでやや目の粗い北ヨーロッパ産、ほかロシアや中
国、
樺太(からふと)産などで、その酸度は産地や製造方法によって異なります。
ピートモスには、酸度を中性に調整してあるものと、
調整していない「未調整」・「無調整」のものがあります。
基本的に、酸度が調整されているものは土壌改良用に、
未調整のものはブルーベリーなどの栽培に使用します。
酸度を表す「pH(ピーエイチ)」の数値は、必ずしも商品に記載されているとは限りませ
ん。
ピートモスを購入する際は商品の説明をよく読み、使用する目的に合わせて選びましょう。
ピートモスは材質自体の特徴として、フミン酸(腐植酸)という強い酸性を持っています。
一般的には酸度を調整しているものと、無調整のものの2種類が流通しており、
目的によって使い分ける必要があります。
酸度調整済みのものはpH6程度と中性ですが、無調整のものはpH3~4程度と強い酸性です。
単に保水性や保肥性の改善など、土壌改良で使う場合は酸度調整済みのものを使用し、
アルカリ性に傾いた土壌を中和する目的で使う場合は無調整のものを使うと良いでしょう。
ピートモスは保水性・保肥性に非常に優れた用土です。
また、荒く砕かれたピートモスは通気性にも優れています。
細かく砕かれたピートモスは通気性があまり良くないので使用用途によって繊維の大きさを
選ぶと
良いでしょう。
酸度の調整されていないピートモスは酸性なので、混ぜた土を酸性に傾ける効果がありま
す。
ブルーベリー、サツキ、ツツジなどの植物は酸性土壌を好みますので、
無調整のピートモスを2割程度土の配合に使用します。
ピートモスを多く配合しすぎると酸性が強くなりすぎてしまうため注意が必要です。
とても軽い有機質用土なので、ハンギングバスケットの土などに使用します。
また、製法として洗浄し、乾燥加工をされていることが多いことから比較的清潔な用土とし
て
室内植物や観葉植物の用土としても使用されます。
保水性が良いため種まき用の土としても使用できます。
・ココピートとは(別名ココグリーン)
わたしはピートモスは挿し木に使っていますが、その他のポットにはココピートを使ってい
ます。
ココピート(ヤシ殻培地)とは、
ココヤシのハスク(中果皮:ココナッツの殻の内皮にある繊維や粒)を原材料として、
0.1〜10mmに粉砕した粒を利用した有機培土です。
主な生産国はインドやスリランカで、有機質100%であること、高い保水性を持つことから、
多くの国で使用されています。
特徴としては、ココピートは、ヤシ殻のみを使った完全な有機物であり、
ココナッツ果実の堅い殻を作るファイバー状の層の繊維を堆積、発酵させて作られる天然資
源です。
このヤシ殻培土の原料となるヤシ殻の表面には、小さな穴が無数に空く多孔性となってお
り、
そこにたくさんの空気や水分を蓄えることが可能で、
素早く水分を吸収してバーク堆肥や畑の土などともよくなじみ、
ピートモスと違い一度乾燥しても繰り返し水を吸うことができます。
また、粒は荒めで粒子同士には適度な空間ができるので、
余計な水分は流れていく性質を持っています。
保水性・透水性・通気性に優れていて、養液栽培に適した培地といえます。
さらに、天然のヤシ殻が原料であることから循環型農業に適しているほか、
成型が容易なため土壌改良用や隔離栽培用など、用途に合わせた形状変更がしやすいのも特
徴です。
環境への影響としては、ヤシ殻培地は、これまで捨てられていた部分が材料であり、
環境や生態系に与えるリスクがより少ないと考えられています。
また、ヤシ殻培地は多くの作物が好む弱酸性なので、
使用前のpH調整が軽微で済むことがメリットといえます。
ココピート(ヤシ殻培地)は養液栽培の培地として高い適性がある一方で、
欠点がないわけではありません。
使用する際に気をつけるべき点としては、「有機物であるため物理性が変化しやすい」こと
が
挙げられます。
例えば、ココピート(ヤシ殻培地)は連用していくと、窒素分によって分解が進み、
C/N比(C/N比は、有機物に含まれる炭素と窒素との比率を表す指標です。)が
低くなる傾向があります。
具体的には、繊維が細くなって容積が減ったり、保水性が高くなる一方、透水性が低くなっ
たります。
日本に輸入されているココピートは主にスリランカ産で、中でも、長期間晒すことで得られ
る
「ブラックピート」は、塩分が洗い流されており、品質に定評があります。
しかし、近年は、早期熟成させた「レッドピート」が出回っており、
EC値(EC値とは電気伝導度のことであり、それは、土壌中の水溶性塩類の総量を示します)
に
バラツキがあることが問題になっています。
輸入企業や生産国の組合などが基準をつくって品質の安定を図っていますが、
使用に当たっては、成分内容、特にEC値を確認するようにしてください。
・鹿沼土
鹿沼土の特徴は、大きく分けて3つです。
●無菌に近い
鹿沼土はほとんど有機質を含んでいません。
有機質を含まない土は菌や虫がほとんど発生しないため、植物の育成にも向いています。
室内での栽培などに向いています。
病害虫の発生が植物に大きく影響を及ぼす場面などでも有効です。
●酸性
鹿沼土は酸性の中でも強い部類に入ります。
鹿沼土のphは4.0から5.0ほど。
そのため、酸性を好まない植物の育成には向いていません。
鹿沼土を利用する場合には、酸性を好む植物やphを調整するために他の土と混ぜる必要があ
ります。
●保湿性と排水性、通気性に優れている
鹿沼土は保水性と排水性だけではなく、通気性にも優れた特徴を持ちます。
これは鹿沼土特有のものではなく、同じ火山灰の赤玉土も同じです。
いずれもスポンジのような作りで、粒の中に空洞があります。
この空洞があることで保水性だけではなく、排水性や通気性に優れた土となっています。
鹿沼土と似た土で、「赤玉土」があります。
基本的には鹿沼土と似た特徴を持つ赤玉土なので、使い方も近いです。
ただし全く同じ成分ではないため、用途が少し異なります。
★ちょこっとメモ
挿し木や育苗には、鹿沼土のみでの利用が向いています。
植物が発芽するまでは、水分を切らさないことが1つのポイントです。
鹿沼土の小粒、細粒や微塵は保水性が特に高いので、発芽させるまでの育苗に向いていま
す。
また無菌に近い鹿沼土は、菌の繁殖に注意が必要な挿し木にも適していると言えるでしょ
う。
ただし挿し木も育苗も、発芽や発根の後には速やかな植え替えが必要です。
鹿沼土は酸性が強すぎるため、植え替えずに置いていれば生育不良を起こしてしまいます。
鹿沼土は酸性の土です。野菜など、多くの植物は弱酸性の土壌を好みます。
酸性に向いていない植物に使用した場合には、生育不良の可能性も高くなり、
野菜であれば収穫できなくなることも珍しくありません。
鹿沼土をメインの土にするのではなく、他の土を組み合わせたり、
土壌を酸性に傾けるための使用がおすすめです。
販売されている鹿沼土は全ての大きさが混ざったものではなく、
粒の大きさごとに分けられていることが多いです。
粒が崩れてしまい細粒や微塵が混じることはあっても、基本的には大粒や中粒などで分かれ
ています。
鹿沼土を購入する際は、どの用途で使用するのか明確にしておきましょう。
育苗に使いたいのに小粒以上の大きさを購入すると、
大きすぎて育苗に利用できなくなってしまいます。
まずは、粒の大きさごとの特徴を理解し、使いたい用途に合わせて大きさを決めましょう。
・赤玉土とは
赤玉土自体は肥料分をほとんど含みませんが、鹿沼土と同じく
植物を育てる上で重要な性質をいくつか持っています。
●通気性
粒状になっているため、用土の中に空間ができ、根の周りに空気が供給されやすくなりま
す。
根は土の中で呼吸しているため、酸素が必要になります。
あまり粘土質の強い土だと植物が育ちにくいのは、根が吸うことができる酸素がないためで
す。
赤玉土は粒になっており、根の周りに酸素を供給することができます。
根が呼吸すると二酸化炭素が排出されますが、
たっぷりと水やりをすることで根の周りの空気が入れ替わり、酸素を供給することができま
す。
赤玉土からはみじんと呼ばれる細かな土の粉が出て、
これが粒の間に目詰まりを起こすことがあります。
あらかじめ目の細かいふるいでみじんをふるい分けておくことで、より通気性、
排水性をよくすることができます。
●排水性
通気性同様、粒の間を水がさっと抜けるので、排水性がよいのも赤玉土のよいところです。
赤玉土は、いわゆる「水はけのよい土」といえます。
水はけがよいと根の周りに酸素が多く供給され、十分に呼吸できるので、根の張りがよくな
ります。
また、常に水浸しのままだと「根腐れ」を起こすことがあります。
あらかじめ細かな土の粉をふるい分けておくことで、そうした弊害を避け、
排水性をより高めることができます。
●保水性
水はけがよいと同時に、適度に水気を保つことができるのも赤玉土のよいところです。
水は赤玉土の粒の間をサッと抜けていきますが、一粒一粒は水を吸うため、
根が乾ききってしまうのを防ぐことができます。
赤玉土を用土として使うときには腐葉土などを混ぜますが、腐葉土や堆肥などの有機質を加
えると、
さらに保水性が高まります。
乾燥に強い植物や、根の周りが湿りすぎているのを嫌う多肉植物などを育てる場合には、
軽石や川砂など、保水性が低い用土を加えることで、水もちを調整することができます。
●保肥性
保肥性とは肥料分を用土にとどめておく力のことで、
この能力が高い土のことを「肥料もちがいい」といいます。
土の中の肥料分は、ほかの物質や用土にイオンの力でくっついています。
赤玉土は肥料分を引き寄せる力が強いので、せっかく与えた肥料が水で流れにくく、
土の中に保持されます。
こうした特徴のほか、赤玉土事態には肥料分がないため菌が少なく、
病気が発生しにくいのもメリットです。
このメリットを生かして、切り口から病原菌が入りやすい挿し木の用土としても使われま
す。
・鹿沼土と赤玉土の違い
まず、ph値の違いを挙げておきます。
・鹿沼土のph値:4.0から5.0ほど
・赤玉土のph値:5.5から6.5ほど
酸性などを表すpH値は鹿沼土が酸性なのに対して、赤玉土は弱酸性です。
植物が好むpHは6.0から6.5ほどの弱酸性が多く、赤玉土は多くの植物が好むph値に一致する
ため、
調整の必要が少なく利用できます。
反対に鹿沼土は酸性が強いので、基本的には単体の利用ではなく他の土との混合が必須で
す。
(ただし、ブルーベリー等酸性の土で育つ植物にとっては単体での利用も可。)
次に、排水性の違いがあります。
鹿沼土も赤玉土も排水性に優れた土ですが、鹿沼土の方が排水性と通気性に優れています。
鹿沼土は粒が崩れにくく形を維持しやすいため、排水性や通気性を保ちやすくなっていま
す。
赤玉土は粒が崩れやすいため、鹿沼土ほどの排水性は期待できません。
ただしどちらも粒の大きさが様々なので、極端な小粒や砂に近いものを利用した場合、
排水性は悪くなります。
最後に、乾いた時の色の違い。
私的にはこれが一番気にしている点です。
鹿沼土は、乾いているときと水分を含んでいるときで色が変化します。
水を与える目安は、鹿沼土のほうがわかりやすいです。
はるは怠け者なので、細かく見てまわるということが苦手です。
その点で、水をやる目安に鹿沼土を配合するのは私にとっては利点でした。
このような感じで、土選びをしています。
いま私が配合して使っているのは、ココピート、鹿沼土、バークたい肥、油かす、硫安(硫黄
粉)、
ハイポネックス(粉末)、ダイアジノン、もみ殻です。
油かすやハイポネックスは栄養に。もみ殻は、かさ増しに。
ダイアジノンはコガネムシ対策の為です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ではまた、別の記事にてお会いしましょう。
ブルーベリーの剪定は、11月~3月の休眠期にしましょう。
急激に寒くなってきてしまいましたが、昼間は比較的暖かいいま。
さあ、剪定をしましょう。
・細かいことは気にするな
剪定と聞くと、経験とセンスがものをいう匠の技が必要な気がしてしまいがちです。
しかし、リンゴやナシと違って、株元から枝が沢山出るブッシュ系のブルーベリーは、
あまり細かいことを気にする必要はありません。
剪定は収量を減らす作業でもあります。
大玉を目指すなら強く切るし、摘み取り園のように収量を目指すなら弱く切った方がいいで
す。
・思い切りの良さは大事
●枝剪定のための剪定なので、光が入るように大胆に切りましょう。
その年、実を実らせた枝はもはや「御用済み」だから、切ってしまいましょう。
え、勿体ない!
なんて思った方は少なくないでしょう。
ここで1年の経過をたどってみましょう。
まず春に新梢がでます。
その先端に夏から冬にかけて花芽がつきます。
そして翌年に結実、となります。
だから、1度実をつけた枝は大胆に切り落としてしまい、近くにある新しい枝
(その年の春に出た枝)にバトンタッチするのです。
ちんちくりんな枝も、すべて元から切ってしまいます。
つまり、長さが5㎝以下の枝は、だいたい取り除きます。
たとえ花芽がついていたとしても、間違っても欲はかかないこと。
短くて弱弱しい枝には、良い実は付きはしないのです。
その他、1年枝でも(花芽がついていても)場合によってはバッサリと切り落として
しまうこともあります。
例えば、内側に向かう枝は株内が込み合う原因になる、
地面の方に垂れ下がっている枝には良い実が成らない、
天に向かって勢い良く伸びる徒長枝に結実させても収穫するとき手が届かない、
などの理由です。
ここまでが株の中に充分な光を呼び込むための「枝整理」の話です。
光合成の効率を上げるため、また、大きくて色づきのいい実を得るための基本技術です。
・花芽整理のための剪定
★ハイブッシュ(3~4芽残す)
ハイブッシュは多くの本に書いてあるやり方でいいです。
すなわち、花芽を3~4つ残すようにして切り詰めます。
ただ、それだと1枝に10くらいついている花芽の半分以上を落とすことになってしまいます
が
それで構いません。
花芽が10個だからといって、実が10個しか成らないわけではありません。
1つあればそこから沢山の実が成ります。
花芽を整理しないと、今度は逆に成り過ぎになってしまいます。
実は小玉にしかならないし、樹にも負担がかかりすぎてしまいます。
花芽の制限は、大玉で揃えることが目的なのです。
★ラビットアイ(6~8芽残す)
ラビットアイの花芽は1枝10とは言わず20はいきます。
ハイブッシュのようにしていてはとてもではないが収量は望めません。
そこで、花芽はハイブッシュの倍くらい残します。
杓子定規に「3~4芽」とするのではなく、そもそもの花芽の数が多ければそれに合わせて
残す分も多くします。
ラビットアイの魅力は、『強樹勢』の『多収』です。
枝の伸びが良ければ沢山の実に耐えられるだけの体力もあります。
その特性をみすみす無駄にすることはありません。
ただ、この目安もすべての地域でこのようにするべきというわけではありません。
冬場寒くて寒害が心配される地域や遅霜常習地は、もう1芽2芽残して、
保険をかける配慮も必要です。
・摘み取り園の場合
観光摘み取り園ではまた事情が変わってきます。
市場出荷のように、ほれぼれとした実をつけるような剪定では経営が成り立ちません。
それよりも収量です。
熟期を長くすることも重要です。
沢山の実がついていれば、当然、早く色づいたり、あとから色づいたりと、
ひと枝の中でも熟期にばらつきが出てきます。
市場出荷ではあだとなるこの現象も、摘み取り園ではむしろ都合がいいです。
それだけ収穫が長引き、お客さんがいつ来ても楽しめるからです。
もっとも、ハイブッシュでこんなに成らしたら、樹が枯れてしまいます。
ラビットアイならではの経営戦略ともいえます。
ただし、例外もあります。
甘くて大粒の「メンデイト」は、ラビットアイの中でも指折りの着果量を誇ります。
放っておくと、花芽が1枝30は楽に超えてしまいます。
このように極端に花芽が多い品種は、その数を半分に減らすのです。
さて、冬剪定のやり方はわかっていただけたでしょうか。
本数が少なくて家庭菜園で栽培しているだけなら、大実を目指してバッサリいきましょう。
寒害の為にも麻ひもで樹をぐるっと縛ってしまった方がいいかもしれない地域の方も
いらっしゃるでしょう。
寒い冬を乗り越えて、来年の春、また花芽をつけて欲しいですね。
では、今回はこのあたりで失礼します。
また違う記事にてお会いしましょう。